次世代物流ビジネス研究会 シンポジウム2025

テーマ「~ タテからタテヨコへ DXを武器に ~ 業界の壁を越えて、ひとつの力に。」
物流業界では現在、長時間労働・人手不足といった課題が深刻化しており、「2024年問題」への対応が急務となっています。とくに中小物流企業においては、日々の業務に追われ抜本的な対策が難しく、新たな仕組みの構築が求められています。
こうした状況の中、物流施設は単なる保管の場から、仕分け・加工・配送などの多機能拠点へと進化しつつあります。さらに近年では、倉庫をオフィスやスタジオなど物流以外の用途に転用する動きも加速しており、施設の柔軟な活用が注目を集めています。
このような変化に対応するために登場したのが「次世代物流ビジネス(物流不動産ビジネス)」です。物流と不動産を軸に、建設・金融など異業種の知見を融合させた、新しい産業連携モデルであり、DXの導入とともに、物流業界の未来を切り拓く鍵となっています。
物流全体の構造課題を解決するには、次世代物流ビジネス研究会を中心に、異業種間の専門性をつなぐ**「共創型ネットワーク」**の構築が不可欠です。そこから生まれる創発的な戦略こそが、次代のイノベーションを実現します。
本シンポジウムは、物流・不動産・建設・金融など多様な業界の関係者が一堂に会する、日本初の異業種連携による試みとなります。次世代物流ビジネス研究会の全貌と、業界を超えた連携の可能性にご関心のある皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
■ 開催概要
* 日時: 9月12日(金)
* 会場: 港区立産業振興センター(札の辻スクエア)
* 定員: 100名
■ 参加対象業界(予定)
* 政治・行政関係者(国土交通省、経済産業省)
* 倉庫業/運送業
* 不動産業(仲介・物流不動産)
* 建設業界
* 金融業界
■ テーマ構成(業界別に展開)
1. 各業界の現況と将来展望
2. 物流業界との接点と課題意識
3. 物流不動産ビジネスの位置づけと可能性 4. 異業種連携による「共創型ネットワーク」の構築と創発戦略